簿記(ぼき)とは、帳簿記入(ちょうぼきにゅう)のことだよ。
記入は書き記すこと。
帳簿はどのくらいお金が入ってきたとか、どのくらいお金が出て行ってとか、お金の流れの記録のことなの。
つまり、お金の流れの記録をつけることが簿記なんだ。
なぜ、お金の流れの記録が必要なのか?
お金の流れを記録するメリットは、たくさんあるんだ。
でも、今回は最も重要な話だけにするね。
なぜ必要なのか?
それは会社やお店には「義務」だから。
しなければいけないことなのね。
なぜ「義務」なのか?
なぜ、会社やお店では絶対にお金の流れを記録しなければいけないのか?
これは、ほかの人が見るからなんだ。
一番わかりやすいのは税金だね。
取りすぎることもなく、少なすぎることもなく適切な税金を納めてもらうためには、お金の流れをきちんとしたルールで記録しておいてもらわないと難しいよね。
ほかにもいくつも理由はあるけど、また別のお話で出てくるよ。
取る簿記ってなに?
お金の流れの記録が「簿記」なんだけど、「簿記取ったほうが良い」とか「簿記は転職に役にたつ」とかよく聞くよね?
この「簿記は」、「簿記検定」のことになるね。
お金の流れをわかりやすくするために、一定のルールが決まっていて、そのルールをどの程度身に着けているかを計るのが検定試験。
つまり、検定試験に合格すれば、一定の簿記のルールを知っているということになるんだ。