簿記をとってよかったことと生活に役立っていることを紹介します

簿記をとることになんの意味があるのか、実際に役に立つのかと考える方は多いですよね。

簿記を取得しようか悩んでいる方は、ぜひ一読してみてください。

私が簿記を取得してよかったこと、生活の中で変わったと感じたことを紹介していきます。

贅沢したいとかお金持ちになりたいわけではないけど、より安定した生活をしたい、将来お金に困らずに安心して生きたいと思う人はたくさんいるでしょう。

今持っているお金をどうやって有効活用すればいいのか、

これから稼ぐお金をどうやって増やしていけばいいのか、

方法はいろいろあるのかもしれないけど、よくわからないまま誰かにいわれたことを鵜呑みにして流されていては逆にお金を減らしてしまうこともあります。

自分の人生なのだから、自分で考え自分で選んで自分で決めて行動したいと私は思いました。

だから、自分なりに調べたり本を読んだりして、学びながら（まだまだ歩んでいる途中ですが）ここに至っています。

今回はほんの一例ですが、私が簿記を取得して実際に変わったことを一般的なメリットとともにご紹介します。

読んでくださる方にとって少しでも参考になれば幸いです。

簿記を学んで変わったことは３つあります。

私が簿記を学んだきっかけと学んで得たこと、変わったことをお話していきます。

１.家計の余剰金が増えた

収入は今までとそんなに変わらないのに、気がつけば口座に残っている残金が少しずつ増えていました。

なぜ余剰金が増えたのか、要因はなんだったのかを考えました。

家計簿を見返すことが増えた

簿記を学ぶようになってから家計簿アプリを利用して、月々の収支を把握するようになりました。

（それまでは、食費・雑費など封筒に予算を入れておき、足りなくなれば足すといったようなざっくりとした家計管理しかしていませんでした。）

やり方はいたって簡単で買い物レシートを携帯で撮影し、分類を設定しておくだけです。

あとは自動的に集計されてグラフを使って、どの分野にどれだけお金を使っているかを表示してくれます。

手軽に確認できることで、前月と比較してみたり、家計簿のグラフを頻繁に見たりしていました。

ちょっとしたことですが、家計簿を見る機会が増えるだけで、買い物するときも意識するようになっていました。

お金の使い方が変わった

家計簿をつける中で、普段の買い物でも「これは費用だな」、「これは資産につながるものだから投資になるな」などと考えるようになりました。

簿記を学んでお金の流れが収入と支出だけではないことを知り、自分なりに分類して買い物ができるようになったのです。

すると買い物の仕方が変わっていき、買う前に本当に必要か、どんな価値を得たいから買うのかと考えるようになりました。

要するに、衝動買いや無駄遣いがかなり減ったのです。支出が減ると残るお金も増えていきます。

２.自分を変えるための大きな一歩になった

身についたのはお金の知識だけではなく、毎日勉強するのが習慣になったことです。

現状の自分に満足している人ってどれくらいいるものなのでしょうか。

個人的には、満足どころか足りないところが多すぎて嫌になるくらいです。

しかし、そんな自分を少しでも改善したいと本気で思って、行動できるようになるにはステップが必要でした。

勉強の継続

自分を変えるためには何より知識が必要だと感じ、学び始めましたが、

勉強自体が学生以来でした。

最初はモチベーションだけで取り組むことができましたが、そのうち日常生活に戻っていくと

取り組むことが億劫になっていき、勉強から遠ざかりそうになっていました。

そこで実践していたことは、毎日の目標の最小化と、環境を変えるということでした。

新しいことを始めるのはとっつきにくいことなので、最初は続けることだけを意識しました。

今日もテキストを開くことができた！というような毎日確実に、簡単にできる目標を掲げながら、時間はかかるけど確実に積み重ねていきました。

テキストや問題集も自分の定位置のそばに置いて目線に入れたり、すぐ手にとれるようにしたりして、生活の一部になるようにしました。

この二つのやり方で、勉強が継続できるようになっていきました。

朝活の習慣化

勉強を継続する中で次に取り組んだことは、朝活でした。

もともと早起きが得意で、早朝だけが一人で過ごせる時間だったこともあり、

朝活は私にとってぴったりな活動でした。

朝活も勉強と一緒で最初は続けることを意識して、少しでもできれば良しとして活動開始しました。

内容は日記を書いたり、勉強したり、読書したりです。

自分自身のためにやりたいことを優先的にやる時間と自分で決めて活動するので、朝からとても充実した気持ちになります。

だから、そのあとの行動も余裕をもって取り組めたり、朝からいい気分で過ごせたりと良いことしかありませんでした。

小さな達成感を日記に記録したり、試験日までカウントダウンしたり、続けるための仕組みを作り、計画的に取り組んでいきました。

勉強を継続する中で問題を解いて正解したとき、理解できた！と実感したときの達成感と充実感はとても嬉しいものでした。

資格取得をすることで自分の自信にもつながりました。

また、朝活や勉強のことをTwitterでツイートすることで同じように頑張っている方とたくさん出会うことができました。

今も励ましたり励まされたりしながら、朝活や勉強を無理なくつづけられています。

私のtwitterのアカウントです。よかったら覗いてみてください。

そうやって日々継続することで自分を変えていくことができると思うので、資格勉強は良いきっかけになりました。

新しい働き方や他業種などを考えられるようになった

簿記を取得していることで転職や就職で優遇してもらえたり、副業として経理代行を在宅でしたりなど経理関係の仕事もできるようになります。

一つの業界でしか働いたことがない私は、いまさら別の業界で一から働くことは無理だと感じていました。

しかし、簿記の資格取得をしたことで会計、経理の面白さにふれることができ、別の業界にも目をむけられるようになりました。

今すぐに転職・就職しなくても、自分の人生において選択肢を増やしておくことで心の余裕ができたり、副業としても新たな挑戦をしてみるきっかけ作りになったりします。

簿記を取得したから劇的に生活がよくなるとか、新しい自分に生まれ変われるといったような大変身はおこらないです。

しかし、着実にお金を増やすための道を自分で見つけたり、自分をよりよい自分に変化させていくことはできたりするだけの力はあると思います。