簿記3級の勉強を頑張ってみたものの受験して合格できなかったら、
次また受験しますか?
もう諦めますか?
または別の資格を目指しますか?
この記事では簿記検定を受験して落ちてしまったという方に向けて、
どんな選択肢があるか、どう考えるか、何を目指すのかについて
どうしようか迷っている方の気持ちが整理され、前に進むヒントになれば幸いです。
再受験するのか?
勉強してきたのに落ちてしまった。
悔しい思いはもちろんありますよね。
勉強してある程度は簿記の知識も身についたのに資格は持っていないことになるし、
もう少しで合格だった方は尚更、もったいない思いにもなるでしょう。
勉強してみて、簿記は自分には合っていなかったと感じる方もいるかもしれません。
しかし、まだどうするか迷っているなら少し考えてみてください。
何のために受験したか?
あなたが簿記3級を受験しようと思ったきっかけはなんでしたか?
受験を決めた時には、目的としていたことがあったはずです。
あなたが目指した理想はなんでしたか?
- 簿記3級資格を得るため
- 簿記の知識を得るため
- 就職活動を有利に進めるため
- 職場で取得が推奨されているため
- 自己投資のため
理由は様々だったでしょうが、
どんな方でも受験に至るまでの道のりがあります。
簿記3級を受験するために時間を割いて勉強してきましたよね。
その原動力になったきっかけを思い出して、原点に立ち返ってみると簿記3級を受験した目的がはっきりします
自分にとっての簿記3級を学ぶ意味から次の行動を考える
自己投資・簿記の知識を得るためなら
試験に合格できなかったとはいえ、勉強はしてきたはずです。
知識として得られたものがあったならば、そこに合格不合格は関係ないでしょう。
自分のための勉強です。
自分が簿記の知識を得られたと思えたら、それでいいですよね。
ただ個人的には、せっかく勉強して受験したのに不合格のまま知識も薄れていくのはもったいないなと思います。
簿記3級取得で就活・職場で有利になるなら
自分の人生に直接的に有利な状況を生み出してくれるなら、絶対再受験。
就活が少しでも有利になる。
職場で取得したら活用できる。また優遇される。
ということは、あなたの人生が有利になるということですよね。
簿記3級を取得することで、得られる未来が明確にあります。
迷っているなら、取得して得られる未来をイメージしてみてください。
やる以外ないですね。
簿記検定より上位の資格を目指すなら
簿記検定の上位資格と言えば、会計士や税理士などがあげられます。
(税理士は主な受験資格の一つとして、日商簿記1級合格者が含まれています。
会計士は受験資格は特にありません。)
簿記検定はあくまで通過点だと思っている方は簿記検定の合格にこだわらなくてもいいかもしれません。
しかし、上位の資格を目指しているのであれば、
簿記検定3級や2級、または1級の出題範囲の内容を理解しておく必要はあります。
逆に言えば、不合格になってしまっても理解していなかった部分がわかって、復習して理解することができればOKだと思います。
目指す先によって簿記検定をどうとらえるかは人それぞれですが、
せっかく勉強した簿記を学んでおいてよかったと思えるようにしたいですね。
落ちてしまったとしても何の意味もなかったということは絶対にないので、
前をむいてその先を少しでも描けたなら幸いです。