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簿記の勉強が思ったように進まない方へ

簿記全般
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簿記の頑張って勉強しているつもりだけど、進んでいる気がしない。

時間がかかって思うように進まない。

わかります。

私もそうでした。

簿記2級・3級の勉強ですすまない。思ったようにいってないと感じている方に向けた話です。

1級は受けてないのでわかりません。

すすまないと感じているのはすすんでいるから。

「すすまない」と感じるのは、実はすすんでいるからです。

勉強を始めたからこそ停滞を感じているのです。

ゴールまでの距離が、始める前と比べて思っていたより遠いことがわかってきたから、「すすまない」と感じるわけです。

これは停滞ではありません。

成長したからこそ、ゴール(合格)までの距離がより正確にわかるようになったと言えます。

うまく進まない時期の2つのパターン。解決法はパワープレイ。

振り返ってみれば、勉強の進捗が悪い時には二つのパターンがありました。

  • なんとなく勉強していて集中できていない。
  • わからなくても支障のない細かい点で立ち止まってしまう。

これらを打破するため取った方法が「期限を決める」でした。

期限を決める

期限といっても様々で。

  • 試験までの期限
  • テキスト・問題集を一周する期限
  • 単元の期限
  • 勉強時間の期限

など、他にも区切れる期限はあるでしょう。

心理学的でいう締め切り効果です。

短期的な効果と、中期的な効果があります。

短期的(その時や数日など短い期間)効果は

期限を決める

残りの時間が少ない

ヤバイ、時間がない。

無理にでも勉強する

やっているうちに集中できるようになってくる。

中期的(週や月といったもう少し多いい時間軸)効果

期限を決める

残りの時間が少ない

やってないところがたくさんあるのでとにかく進もう

細かい点を気にせずざっくり周回

周回しているうちに以前わからなかったところでがわかるに変わってくる

簿記だけでなくFPでもこのざっくり周回は活躍してくれました。

効率を高める

勉強量=勉強時間×効率

時間だけを増やしても効率が悪ければすすみは良くはなりません。

効率を求めることはとても大切なことです。

ですが、効率は量の先にあるものです。

例えば、料理人の包丁さばきはとても素早く正確です。

まともに包丁を握ったことがない人がマネをしても、逆に時間も手間も増える結果になります。

正確で素早い包丁技は、丁寧に地道なコツコツの先にあるものだということはわかると思います。

勉強の効率も同じです。

短い時間で結果を出した人と同じ方法を行ったとしても、包丁同様うまくはいかないことのほうが多いことでしょう。

ではどうすればよいのか?

効率的に進めることを意識しながら、量を増やしていくしかありません。

ただ、量を増やしていくのはある程度の苦痛が伴います。
「いっぱい勉強すればよい」という話ですので、できたら苦労しませんよね。

ならば、プロの力を借りるのもありだと思います。

簿記の講座は他資格と比べたら安価なものも多く試してみる価値は大いにあります。

100%の自信をもつ必要はない。完璧主義は敵だ!

勉強が進まない、すすみが悪い時に注意してほしいのが、完璧主義になっていないですか?

日商であれば、試験で70%取れればよいわけで、100%を求められるわけではありません。

30%は取れなくても良いのです。

勉強の段階でも同じことが言えます。

いきなり、一回で100%理解する必要はありません。

最初の一周は30%もわかれば十分です。

2周目で50%

3周目で70%

とわかるところを増やしていけばよいのです。

こと試験に限っては、完璧主義は悪だといっても言い過ぎではありません。

じっくりの1ページより、同じ時間で3ページ進んでみましょう。

ゆっくりの一周より、同じ時間で3周した方が効率は良いのです。

周回できれば「すすまない」というジレンマからは解放されます。

何周かしたうえで、どうしても理解できないことろ、わからないところを改めてじっくり取り組んでみれば、意外とあっさり抜けることができるものです。

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